■サバの塩焼きで幼児ら36人食中毒 大分の認定こども園
(2018.09.01 産経WEST https://www.sankei.com/west/news/180901/wst1809010060-n1.html)
大分県は1日、同県中津市の認定こども園でサバの塩焼きを食べた1~4歳の幼児33人と保育士3人の計36人が発疹などの症状を訴え、塩焼きから食中毒の原因となるヒスタミンを検出したと発表した。15人が市内の病院を受診したが、全員軽症で快方に向かっている。県は同園に、食材を衛生的に取り扱うよう文書指導した。
県によると、8月31日午前11時ごろ、幼児ら計80人が給食でサバの塩焼きを食べた。約30分後、症状が現れ始めたという。サバは同日午前9時すぎに市内の鮮魚店から仕入れ、園内で調理した。
■群馬県安中市の保育施設 園児10人がO26に感染
(2018.09.6 livedoorニュース http://news.livedoor.com/article/detail/15264287/)
県は5日、安中市の保育施設で、園児計10人が腸管出血性大腸菌O26に集団感染したと発表した。
入院した園児はおらず、全員が快方に向かっている。
県によると、8月19日に1人目の園児が発症。その後、安中保健所が園児が所属する保育施設を調査した結果、今月5日までに9人の感染を確認した。10人は下痢や腹痛などの症状を訴えた。
施設には、0~6歳の園児114人が所属。施設内では給食を提供していたが、感染経路は判明していない。保健所が手洗いの徹底を呼びかけるなど、感染拡大防止の指導を行っている。
■O26感染症集団発生 水戸市の保育園
(2018.09.7 産経ニュース https://www.sankei.com/life/news/180907/lif1809070026-n1.html)
茨城県は7日、ちゃいるどはうす保育園(水戸市笠原町)で、園児や保護者ら計11人が下痢や発熱などを訴える、腸管出血性大腸菌「O(オー)26」による感染症の集団発生があったと発表した。入院者や重症者はいない。
県疾病対策課によると、7日までに0~4歳の園児8人と保護者ら3人への感染が確認された。給食などの食事による感染の可能性はないという。
■モスバーガーで食中毒、営業停止処分 小学生ら4人感染
(2018.09.10 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL9B6VYTL9BUOOB00Y.html)
長野県上田保健所は10日、「モスバーガー アリオ上田店」(同県上田市)で、腸管出血性大腸菌O121による食中毒が発生したと発表した。同店での食事が食中毒の原因と判断し、同店を10日から3日間の営業停止処分とした。
県によると、感染したのは長野、上田両市の小学生など計4人。下痢や腹痛などの症状で、うち3人は入院したが、いずれも快方に向かっているという。
先月末から今月4日にかけ、県内の医療機関からO121に関する届け出が相次いだ。県の機関が調べたところ、今回感染が確認された4人には、8月20日に同店でハンバーガー類やポテトなどを食べたとの共通点が見つかったという。同店は今月8日から営業を自粛している。
運営会社のモスフードサービスによると、「モスバーガー」が食中毒で営業停止となったのは、2004年に香川県の店舗でノロウイルスによる食中毒が発生して以来。同社は「重大に受け止め、発生原因の特定に取り組んでいる。再発防止策を講じ、一層の衛生管理を再徹底する」とのコメントを出した。