乳幼児を中心に手足や口の中に発疹ができる「手足口病」が全国的に流行しています。
全国約3000の小児科定点医療機関が報告した直近1週間(6月24~30日)の小児患者数は計2万1000人に達しました。
国立感染症研究所によると、1医療機関あたりの患者数は6・7人で、過去10年で2011年に次ぐ勢いとなっています。
・乳幼児がかかりやすい。
・初期症状・・・発熱(38℃程度)
・喉の痛みと発疹。
・手のひら、足の裏、口の中に発疹や水疱。
→表皮の発疹・水疱による痒みは、冷やすのが効果的です。
※大人がかかると重症化の危険性アリ!
大人の場合は、全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状が出ることがあるのも特徴です。
・咳、くしゃみなど(飛沫感染)
・タオルの共有など(接触感染)
※感染してしまった場合、回復後2〜4週間は、便からウイルスの排出がある為、便の処理には特に注意が必要です。
・特効薬はありませんが、鎮痛剤や軟膏が処方されることがあります。
・こまめに水分補給をとりましょう。
・刺激のある食べ物や飲み物は避け、喉越しの良い冷たいものにする。(冷たいうどん、豆腐、ヨーグルトなど)
・せっけんを使って手洗い、うがい
→オムツ交換時や排泄物処理時は念入りに!
・タオルなどは共用しない
・感染した人を看病する際は、必ずマスクを着用して接しましょう。
→感染対策に「殺菌料製剤ジェスパ」