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ジェスパ災害備蓄シール

災害備蓄品としてのジェスパ

ジェスパ20L 10Lに貼り付けられる、災害備蓄品シールを作成しました。

ジェスパの有効期限は製造日から1年ですが、水を使用しない希釈不要タイプのため、水が使用できない災害時に利便性がさらに高まります。

使用期限から逆算して消費することも可能ですので、備蓄用として保管されている場合は、こちらのシールをご利用下さい。

中央部に貼れるようなサイズ感にしています。

シールは、ジェスパを使用した事がない方が見ても、どのようなものかわかるような名称を記載しています。

ご希望の場合、ご注文時にお申し付け下さい。FAX注文用紙、WEBからのご注文の際には、備考欄に「備蓄シール希望」と明記して下さい。

過去の震災ではトイレの衛生問題が課題に

震災では避難所における、衛生問題が課題となります。

トイレという点においては、人が集まった時点から発生します。

水が使用できないため、排泄物で溢れ感染症胃腸炎の一因にもなります。

東日本大震災の際、宮城県や岩手県の避難所でノロウイルスによる集団感染が発生した事例が報告されています。これらの避難所では、清潔な水の確保が困難で、トイレの衛生状態が悪化したために、感染症のリスクが増大しました。

  1. 清掃と消毒の不足:

    • 避難所のトイレや共用スペースの清掃が十分に行われず、ノロウイルスなどの感染リスクが高まりました。
    • 特に、嘔吐物や排泄物の適切な処理がされない場合、感染が広がるリスクが増加します。
  2. 適切な消毒剤の備蓄:

    • 避難所には次亜塩素酸ナトリウムなどの有効な消毒剤の備蓄が求められますが、十分に確保されていない場合があります。
    • アルコール消毒液はノロウイルスに対して効果が低いため、次亜塩素酸ナトリウムなどの適切な消毒剤を使用することが重要です。
  3. 手指衛生の徹底:

    • 避難所では、手洗いの徹底が求められますが、水の供給が不安定なため、手指の衛生状態を保つことが困難です。
    • アルコール手指消毒剤は限られた効果しか持たないため、より効果的な方法を模索する必要があります。
  4. 衛生教育と啓発活動:

    • 避難所での衛生教育や啓発活動が不十分であるため、感染症の予防策が適切に実施されていないケースがあります。
  5. 避難所の運営体制の強化:

    • 避難所の運営スタッフが不足している場合、清掃や消毒などの衛生管理が行き届かないことがあります。
    • 運営体制の強化とボランティアの活用が重要です。

災害用トイレでも活躍する、消臭、除菌機能を持った、凝固剤にこにこパウダーもございます。