ニラとスイセンを間違え、炒め物にして食べてしまい、救急搬送
3月16日新潟県 男女2名
モニジガサと思われる野草を採取し、トリカブトを調理。食べてしまった男性が救急搬送
3月11日佐渡市
ニラとスイセンを間違えることによる食中毒が最も多く、昨年4月には京都の支援施設で提供された給食を食べた園児12名が食中毒症状を発症しました。
施設内で栽培されたものを調理したため、自宅や施設内の庭で栽培したものを調理する場合は、十分な注意が必要です。
また、スイセンの毒は火を通しても無毒化しないことにも注意が必要です。
トリカブトは三大毒草の一つで、最悪死に至ることもあります。
有毒植物から身を守るためには、「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」という標語を覚えておくことが重要です。食用と判断できない場合は、この標語を思い出してください。
学校で栽培したじゃがいもからの食中毒も、毎年のように報告されています。
じゃがいもの芽を取り除くことは、基本中の基本ですが、深く大きく切ることも重要です。特に家庭菜園や学校栽培などでは、皮も厚めに剥いてから使うようにしましょう。
緑色に変色しているじゃがいもには、ソラニンやチャコニンという天然毒素が多く含まれている可能性が高く、加熱しても毒素は分解されません。
じゃがいもは育てやすい野菜とされていますが、調理する際には十分注意することが必要です。
詳しくは、農林水産省 ジャガイモによる食中毒を予防するために をご覧下さい。
動画もあり、わかりやすいです。