2024/01/07
感染症対策について
嘔吐物処理半径2.3m/二次感染防止
ノロウイルス増えています。
12月中旬以降、ノロウイルスによる集団感染が多くなっています。
飲食店、保育所、介護施設など、飲食店では、調理従事者の便からウイルスを検出されている事例も多く、特にトイレ後の手洗い、また調理場に入る際には、足元や衣服へのジェスパ使用することが望ましいと考えます。
手洗いばかり注意喚起されますが、過去の集団感染事例からも工場で発生した集団感染や、飲食店での集団感染では、ノロウイルスが衣服から検出されているからです。
また、不顕性感染
いわゆる、無症状の方が排出するウイルスで感染することもあります。
嘔吐、下痢など感染症胃腸炎が疑われる症状がある場合は、調理行為にたずさわらないようにしましょう。
二次感染防止には飛散距離内をジェスパ
嘔吐物が発生した地点から、半径2.3mは嘔吐物が飛散しているとの実験があります。
嘔吐物を処理した後は、約2.3mの範囲はジェスパを噴霧して下さい。
また、飛散する高さは1.6m(目や口の高さ)に及びます。
半径内にある、椅子、机、テーブル、のような家具類、手すり等の設置物で高さがあるものは、高さ1.6m以内もジェスパを噴霧しましょう。
※嘔吐物処理の担当はできるだけ1人で、処理をしてから48時間程度は、経過観察(嘔吐や下痢の症状)をしましょう。